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■キシコールを抜けて
ペリックある日の日記より
ついに僕はリバーベイルを旅立った。ミスティよりもさらに濃い霧に覆われたキシコールの森を通り抜ける。夜になると現れるアンデッドたちのことを考えると、日の高いうちに通り抜けなければならない。自然と足も速くなる。この森で足を止める旅人は皆無と言っていいだろう。
深く白い霧からぼうっと古い木々が姿を現す。僕が小さい頃から遊んで来たミスティの森にある木とは、どうしても同じものだとは思えない。何千年と生きてきた古い木には、僕たちと同じように思考し、中には動くものまでいると聞いたことがある。ここの木々には歪んだ思念が満ちているんじゃないかと思ってしまう。ミスティの木に感じられた、生命の力強さや暖かさが感じられないんだ。そんな森の景色が僕の気持ちを重いものにする。
母さんが亡くなくなったのもこの森だ。しかも僕の命を救いたい一心で夜のキシコールへ踏み込んだんだ。母さんの記憶はほとんどないのだけれど、そのことを思うとやはり複雑な気持ちになる。僕がこの森の木々に感じている負のイメージは、そのせいもあるのかもしれない。
僕の気がどんどん滅入って行く中、霧の中にうっすらと建物らしきものが浮かんできた。あれが父さんから聞いていた目印の山小屋に違いない。あそこを通り過ぎれば、コモンランドは目の前だ。自分の気持ちに拍車をかけるように、道を急いだ。

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レベルも12となり、クエスト・アーマーもそろえたペリックはフリーポートを目指すことにしました。そろそろこの居心地のいいミスティの森から巣立つ時期なのです。リバーベイルの街では、フリーポートの吟遊詩人ギルドへの手紙配達のクエストもあるので、旅立つついでにその手紙をしっかりとバッグに収めました。でも写真を撮り忘れたため詳しい情報は割愛。手抜きとかいうなぁあ!
とりあえず歩いてリバーベイルから出るためには、まずキシコールの森を抜けねばなりません。キシコールの森に出現するアンデッドたちは非常に強力で、生半可なレベルで出会うと即死決定です。そのためアンデッドのいなくなる日中に通るのが常識です。さらにここは霧で見通しも非常に悪く、似たような景色ばかりで迷いやすいため、たいていゾーン際をひたすら走って通り抜けてしまいます。クエストで必要なものを集める以外では、もっぱら壁づたいで通り抜けるだけのあまり面白みのないゾーンといった感じです。
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■コモンランド

ペリックある日の日記より
森の出口である崖にはさまれた細い道をたどっていくと、強い太陽の光が僕を照らし出した。少し生き返った気分だ。風の運ぶ匂いからは、すがすがしい草原の香りがする。少し向こうには、水が光を反射ているのが見える。どうやら大きな湖があるようだ。リバーベイルではあんなに大きな湖を見たことがない。あそこで泳いだら気持ちよさそうだな、などと子供っぽい想像をめぐらす。少しは調子がもどってきたみたいだ。
少し休憩をとった僕は、まず大地に残る生き物たちの痕跡を調べてみた。その中にミスティでは見たこともない、とんでもなく大きな足跡があった。おじさんから聞いた丘の巨人の足跡に違いない。おおげさなおじさんの話だから、あまり信じていなかったんだけど、これは本当に大きい。踏みつけられた僕なんかペシャンコだろう。絶対に出くわしたくないものだ。

湖のそばまで行った僕は二人の釣り人と挨拶を交わした。一体何が釣れるんだろう?ちょっと興味があるけど、先を急ごう。

今この日記を書いているのは、コモンランドにある宿屋だ。ちょっと疲れたので、今日は早めに宿をとることにした。明日にはフリーポートの門を見ることが出来るだろう。
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フリーポート生まれのキャラクターたちの多くがこのコモンランドでの修行を経験します。ハーフリングたちでいうミスティの雑木林のような場所です。東西の2つのゾーンで構成された大きな土地で、オークの集落やダーヴィッシュ・カットスローツ(凶暴な邪教徒)のキャンプ、ピラニアのいる湖、アンデッド・スケルトンたちの巣窟、ビフォールンの迷宮、ライト・ストーンを落とすウィル・オー・ウィスプなど、修行の相手もわんさかいます。もちろんプレイヤーもわんさかいますが。だいたいレベル13〜15付近までは、コモンランドだけでも苦労せずにレベル・アップできると思います
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■到着

ペリックある日の日記より
翌日、ようやくフリーポートにたどり着くことが出来た。それにしても、しゃれっ気のフリーポートの門にはがっかりした。技術的にも芸術的にも、ミスティにある大防壁のほうがずっといい。人間らしいと言えば人間らしい様式だけど、この大陸最大の都の門がこの程度のものだなんて。もっとすごいものを期待してたんだけどなぁ。
ノース・フリーポートにある吟遊詩人たちのギルドを訪れ、リバーベイルで頼まれた手紙を渡し終えた僕は、ちょっと都を見物してみることにした。さすがに人も多くにぎやかな街で、中にはオーガの経営する店まであった。しかし、この都にはレンジャー・ギルドがないらしい。レンジャーとしての訓練を受けるために、リバーベイルにはちょくちょく戻ることになりそうだ。父さんのことも心配だし、できるだけ帰るようにしよう。
フリーポートを一通り見学した後、僕はもう一度コモンランドへ戻ることにした。人からいろいろ話を聞いたんだけど、コモンランドにはたくさんの先輩レンジャーや冒険者たちがいるらしい。これからの冒険にあたって仲間が見つけることができるかもしれない。
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| ペリックの冒険日誌 vol.8 2003/03/11 前回の日誌へ。 / 次の日誌へ。 |
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