■名剣『ブラックエンド』
ペリックのある日の日記より
ついにリバーベイルを離れる時が来た。明日、僕はこの大陸一番の都、人間の街フリーポートへと立つ。レンジャーとしての自分を磨くために、世界中を旅して回る決意をしたからだ。
『Thorn Mail』の鎧もそろえたし、ミスティの森で一通りレンジャーの基礎も覚えたつもりだ。獲物の痕跡の見分け方と追跡の仕方、生き抜くための戦闘術、弓と矢の作り方、方向感覚、野外での食料調達、これから待ち受けるであろう危険の冒険を想定して様々な技術を習得した。・・・ちょっと嘘をついた。実は食料調達はあんまりうまくできないんだ。
長い探索の末、材料をそろえあつらえたソーン・メイルの出来は上々だし、ベルトにはラニーアイの洞窟で見つけたという、ゼン爺さんからの贈り物、名剣『ブラックエンド』の鞘をしっかりと結わえ付けた。
ゼン爺さんは妖精の住む大陸から渡ってきた高名な魔法使いだ。ラニーアイ一族の討伐隊として、リバーベイルにやってきた。未熟な僕の力じゃまだまだミスティの洞窟への討伐隊には加われないけど、ゼン爺さんとはなぜか気があって、何かと気遣ってくれた。僕の旅立ちにあたって、こんなに素晴らしいものをくれるなんて。
名剣『ブラックエンド』。あきらかに僕らが使ってた剣とは違うこの業物。刀身は普通の金属じゃないようで、何かの合金で出来ているんだと思う。名のあるドワーフの職人なら、そのへんの見分けもつくんだろうけど、僕にはさっぱり見当もつかない。とりあえず、先端の部分だけが黒い光を放っているので、こう呼ぶことにした。切れ味は相当のものだし、軽くてとても扱いやすい。この剣になら、自分の命を預けてもいいと思った。
今日はこの辺で筆を置くとしよう。明日の夜明けには出発だ。
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ゼン爺さんからいただいた【Blackend Alloy Longsword】です。
ラニーアイ帰りのゼン爺にばったり出くわし、いただきました。
長くメイン武器として使えそうです。多謝!
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