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■白と黒
白い雪原に覆われたヴェリアスの大地を6人は進む。吹きつける雪と氷は冷たいカーテンとなって、彼らの視界を奪った。数フィート先も見通せない中、ノームたちから聞いた話をたよりに黙々と歩を進める。温暖なリバーベイルで育ったペリックにとって、この天候はさすがにこたえていた。足元もおぼつかない凍えるハーフリングを見かねた小燕子は、天に向かい大きく手を広げると古い言葉で精霊に語りかける。すると、無数の小さな光がペリックの体を包み、見えないヴェールとなって寒さを和らげた。
『ありがとう燕さん。楽になったよ。』
ハラス生まれのシャーマンは微笑みでそれに答えた。
『ハ!情けないな、ハーフリング。まさか怖気づいたんじゃあるまいな?』
そのやり取りを見ていたエルフが口を開いた。長い魔法のローブに身を包んだ女性のエルフ、肌の色は青く、フェイドワーに住むエルフではない。刀身に魔法の文字がびっしりと刻まれた鈍い光を放つ、巨大な鎌を杖のようにして携えている。
この一行にはダークエルフが二人参加していた。巨大な鎌を持つ呪術師はJazという。黒く魔力を帯びたローブに身を包んだ物静かな女性はAilie。二人は幼いころから姉妹のように育てられたらしいが、振る舞いは極めて対照的で、動のJaz、静のAilieと言ったところであろうか。
『言いすぎですよ、Jaz。』
AilieにたしなめられたJazは、おもしろくなさそうに舌打ちをすると、先へと進み始めた。騎士Skyraiderは何か言いたげな表情で、その後姿を見つめたが、すぐに思い直したように唇をぎゅっと結ぶとその後に続いた。
『やれやれ、口の悪い人ですねぇ。まぁ、お気になさらずに。』
兜を右手で押さえながら、ドルイド僧セベクが憮然としていたペリックにそう言うと、舌を出しておどけたように笑って見せた。ペリックも軽くうなずき、吹雪の中を再び歩き始めた。
やがて、風の音が弱まり始めた。今まで見渡せなかった大地を覆う白は、徐々にその広さを増していく。突然吹雪がやみ、一行の行く手に漆黒の巨大な建造物が現れた。大蛇のように絡みつく螺旋の意匠、天に挑むかのごとく、空に伸びる鋭い石柱。この忌まわしい塔こそが、かれらの目的地。『凍てつく影の塔』。

■天に向かって伸びる『凍てつく影の塔』。
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【Ailie】
ダークエルフ・エンチャンター

【Jaz】
ダークエルフ・ネクロマンサー
【セベク】
ヒューマン・ドルイド

【小燕子】
バーバリアン・シャーマン
【Skyraider】
ヒューマン・パラディン

【ペリック】
ハーフリング・レンジャー |
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ヴェリオス大陸の桟橋から『東の荒野』へ向かう途中にそびえたつ謎の建造物『凍てつく影の塔』、通称ToSF(Tower
of Frozen Shadow)。伝統的なRPGを感じさせる、非常に楽しい冒険の舞台です。それぞれのフロアは凝った演出がなされ、冒険者たちの好奇心をくすぐります。各階に進むために必要な鍵とそれを守るボスキャラ、パーティー壊滅すらありうる危険な罠、数々の財宝と最後に控える塔の支配者との対決!
レベル38を迎えたペリックは、前々から登りたくてたまらなかった『凍てつく影の塔』についにチャレンジしました。ほとんど予備知識なしに数日間連続で挑んだのですが(運良くこの数日間貸切に近い状態でした。)、本当に楽しい経験でした。今までのEQ日本語版の冒険の中でも、強く心に残る冒険です。予備知識がないため、あぁでもないこうでもないと、試行錯誤しながら塔を登っていく感覚は、ゾクゾクするものがありました。
これから先の日誌には『凍てつく影の塔』のネタバレが含まれます。
読みたくない方はここまでで。
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■DAY1
前日『クリスタルの洞窟』で一緒に戦った友人たちと、『今度『凍てつく影の塔』行こうね〜』、などと話していたわけですが、この日フレンド・リストをチェックすると、なんとAilieさんが『凍てつく影の塔』にいるのを発見!すぐにTell送信。
ペリック:こんばんは〜。空きありますか?
Ailie:ありますよー。お待ちしてます。
よっし!!
喜び勇んで『東の荒野』を出発、特にトラブルもなく到着し、合流を果たしたわけですが
何でアナタたちキャスター二人でキャンプしてますか!?
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【JAZ】
ヴェリオスで出会ったネクロマンサー。緻密なロジックで計算された動きで、攻撃から回復まで縦横無尽に魔法を操る非常に頼もしい存在。が、『危険かどうか戦ってみなけりゃ、わからない!』という信条のもと、とんでもないチャレンジを繰り返すヤンチャものでもある。Ailieさん、キュッとしめちゃってやってください。
ちなみに『ドコイコウカ?』の管理人さん。 |
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空きがあるどころか、40そこそこのENCとNEC、たった二人で塔を登ろうとしているオテンバちゃんたちに乾杯!JazちゃんとAilieさんの無謀チャレンジっぷりは今に始まったことではないらしいのですが、結構成功しちゃってりするのでおもしろいです。EXPロスト150%とかもあったらしいですが・・・。
オホン、気を取り直して1Fでキャンプを開始。まずは2Fへ登るための鍵を探します。鍵を持っているMobは決まっているのですが、出現のさせ方がユニークです。その階の敵を倒し続けていると、ランダムで倒したモンスターがその場で鍵もちモンスターとして復活するのです。なんていうんでしょう、Mobに憑依していたボスが真の姿をあらわした!みたいな感じです。

■左:1Fはいってすぐの広間、真ん中には大きな穴が開いており、不用意に近づくと中からShadowboneが大挙して襲ってくる。
■右:1Fの鍵持ちモンスター『Large Undead Gnoll』。怒ってますなぁ。
とりあえず、1階の鍵を2個手に入れてすぐに2階へ、2階は幽霊の学生と教師たちが浮遊する大きな図書館になっています。ここでも1階と同じ方法で鍵持ちキャラ『怒った図書館司書』出現するので、サクっと成仏させてやってください。

■左:2F図書館。戦っているのは女性教師・・・の幽霊『Ghostly Teacher』。
■右:図書館をいうことで、ペリックもお勉強をば。
3階は誰かの居住区のようです。調理場もあればお風呂もあるし、寝室もあります。出てくるモンスターもメイドさんやらコックさんやら、執事やら(笑)。

■左:3Fキッチン。で、オテンバちゃんが行儀悪く上に乗ってます。
■右:各所に見られるミストムーアの肖像。どれも顔の部分を傷つけてあります。この塔の主は女性らしいし、別れた奥さんとかなのかなぁ?

■左:巨大なテーブルの食卓。
■右:3Fにある浴場らしき部屋。湯船は真っ赤な血で満たされています。おそらくここの主人はヴァンパイアなのでしょう。
ここもやはり鍵持ちの出現は同じ方法で、どんどんモンスターをなぎ倒していきます。そしてやっと登場したのが『Enraged
Shadow』です。見た目は1Fのボスと一緒なんですがね。で、ここでやっとお宝らしきものに遭遇しました。

■3Fのボスが落とした指輪。
で、このとき前衛はオイラだけだったのでめでたくゲット。実はまだ片方の手はレベル10台のころに狩ってたダービッシュ・カットスロートの戦利品の指輪(DEX+2)でした。このことをパーティーに告げると、あきれられました。ガハハ。

■そのときのグループ・チャットの様子。
結局、こんな感じでモンスターを倒しつつ、この日は4Fまで到達しました。
Jaz:やっぱりタンクがいると楽だねー
いやいや、微妙に何か間違ってると思います・・・。
そんなこんなで一日目終了〜。次回に続く!(←ネタバレ日記続けんのかよ、オイ!)
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この日のプレイの模様は『ドコイコウカ?』さんのDIARY、2003年5月24日分に掲載されています。そちらもあわせてどうぞ。
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【無謀チャレンジっぷり】
Jazさんのサイト『ドコイコウカ?』のDIARY2003年5月1日分とか見ればわかる!?2003年6月5日で出てくるガック下層のAMキャンプだが、実はこのダーク・シスターズはまたもや2人で行こうとしてた。
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