それは、拡張モジュール第1弾「Dragon's Vault」リリース初日の出来事。とあるクエストを遂行する、Cleric/Wizard/Wizardの3人。彼らの前には、非常に深い縦穴があった。

 縦穴の壁には木造の足場とハシゴが据え付けられている。うまく飛び移りながら移動すれば、特に被害なく降りられるだろう。しかし足を滑らせたら、おそらく命はない。こんな時、役に立つのがFeather Fallの呪文である。魔法の力で落下速度を大幅に減少させ、どんな高度からでも安全な着地を可能にする。そして、落下死がトラウマとなっているZylmethさんは、この呪文をSpell Slotに常駐させているのだ。

Zylmeth「FFいきますよー」

 安全かつ速やかな移動のため、気をきかせたZylmethさんはそう宣言した。

 狭い木製の足場で、じっとFeather Fallの詠唱を待つメンバー。一同の注目を受けるZylmethさん。次の瞬間、我々は驚くべき光景を目の当たりにした。

 Zylmethさんが突然駆け出したかと思うと、そのまま縦穴に飛び込んだのだ!

 しばしの沈黙・・・

 ドサッ

 ・・・。

 うむ、非常に漢らしい!

 自らネタを振り、自らボケる。最深部まで落下すれば、間違いなく死ぬであろう。にもかかわらず、体を張って笑いをとる貪欲な姿勢。これは見習わねばならないところだ。さすが、日ごろから「Eberronのジャッキー・チェンに、オレはなる!」と公言してやまないZylmethさんである。

 だが、良い子は真似しちゃダメだぞ!

 落下距離、着地点の材質、風速、自身の身体能力を瞬時に計算し、HPバーをすれすれ1%残して生き残るという"お笑いコンピューター"Zylmethさんにしかできない芸当だ!あと深い縦穴を見つけても「Zylさん、ここ飛んでー」とかあおっちゃだめだぞ!本気で飛びかねないから!

※実際はラグのせいで起こった不慮の事故です:D