■奇妙な船旅

 ここは“Tamriel”と呼ばれる世界。神により創造され、淘汰され、争いが繰り返され、今に至る。その中に“帝国(The Empire)”と呼ばれる国家により支配された大陸がある。冒険の舞台は、その大陸の北東に位置する“Morrowind”と呼ばれる地方である。

 この世界での私の分身“Peric”は、帝国に囚人としてとらわれ、このMorrowindのVvardenfell島へと流される身となった。いつかこのことについて、詳しく語ることがあるかもしれないが、今はあまり重要なことではないだろう。

 なんの説明もないまま、護送船に乗せられたPericは、不思議な夢を見る。激しい砂嵐、荒れ果てた大地、空を飛ぶ奇妙な生き物、水面に浮かぶ月、降りしきる雨。断片的に次々と浮かんでは消え、彼はただただ立ち尽くすのみであった。

 ダークエルフ
 一応これでもダークエルフ。

 どうやらかなりうなされていたらしく、同じ囚人である“Jiub”が気遣い、呼びかける声で目を覚ました。どうやら船は目的地についたようだ。すぐに守衛がやってきて、私だけを連れ出した。“Jiub”とはここでお別れらしい。

 港町Seyda Neen

 守衛にうながされて、甲板に出るとそこは小さな港町であった。


■Spellsword“Peric”

 港街“Seyda Neen”の守衛に引き渡されると、そこで初めて自分の種族、性別、外観を選択することになる。ファンタジーものではおなじみの、ヒューマン、エルフやオークにはじまり、トカゲや猫のような容姿を持った種族まで、かなりバラエティに富んでいる。種族によって、開始時のスキル・ボーナスや、特性も決定される。外観もModを導入することで、かなりのバリエージョンから選択できる。ちなみに、このMorrowindと呼ばれる地方では、ダーク・エルフ(この地方では“Dunmer”と呼ばれている)とヒューマン種(帝国民)が人口の大部分を占めているそうだ。

 キャラメイク
 キャラクターの種族、性別、外観を決定する。

 とりあえず、性別は男と。美顔系Modでは女性キャラのほうが、熱いコダワリを感じるものが多い。しかし、どうやっても女性キャラを演じることになじめそうにない。種族はダーク・エルフにしてみた。

 手続きが終わると、入島管理事務所へと通され、いくつかの質問に答えることになる。ここで初めて本格的なキャラ・メイキングをすることになる。

 クラスという名称はあるものの、厳密な概念ではなく、Major SKillとMinor Skillの組み合わせで、自由に自分の分身を創りあげる事ができる。クラス名も自分で名づけることができるのだ。もちろん、あらかじめスキル・セットを組み合わせたテン・プレートもあるので、そこから選んでもいい。

 Skillは、接近戦闘系(Combat Arts)、魔術系(Magic Arts)、隠密行動系(Stealth Arts)が各9個、全部で27個ある。そのうちMajor Skill5個、Minor Skill5個を選択することで、そのキャラクターの基本的な能力が決定する。残りのSkillも初期値が低いだけで、訓練することで伸ばすことは可能らしい。ただし、レベル・アップの条件は『Major SkillとMinor Skillが、あわせて10伸びた場合』である。ちなみに、Skillの最高値は100。

 このゲームでは直接的な戦闘が不得意なキャラクターでも、様々なSkillを駆使することで活躍することができる。通は盗賊系のキャラが多そうだな。

 Skill選択

 ここは名前がかっこいいという理由で、既存クラス“Spellsword”を選んでみることにする。自分でSkill選択するほどやりこんでないので、どんな構成がおもしろいかいまいちよくわからないし。あんまり複雑に考えるのも面倒だし。ダメなプレイヤーですまん。

Spellsword
Major Skill
・Block :盾による正面攻撃防御
・Restoration :治癒系魔法の技能
・Long Blade :長剣を扱う技能
・Destruction :物質を破壊する攻撃魔法の技能
・Alteration :物質や自然をコントロールする魔法技能

Minor Skill
・Blunt Weapon :殴打系武器を扱う技能
・Enchant :アイテムに魔力を付与する魔法技能
・Alchemy :薬学技能
・Medium Armor :中量級の鎧を扱う技能
・Axe :斧を扱う技能

 こうやって見てみると、魔術に長け、剣術もできる生粋の戦闘向けキャラだな。隠密行動や交渉に使えるSkillがまったくないので、力で道を切り開くタイプになりそうだ。

 次は誕生の星を選択する。我々の世界でいう星座というやつ。これもまた選んだ星によって、様々な特殊能力が(時には弱点が)身に付くわけである。Pericは、魔法の源である“Magicka”の増える“The Mage”という星を選択してみた。

 Spellsword Peric

 こうして、Tamrielに生きる“Peric”というキャラクターが誕生した。


■恩赦

 すべての手続きとやらが終わったあと、正式に私の釈放が告げられた。皇帝Uriel Septim 7世、直々の大仰な勅令書を渡される。ううむ、これが俗に言う恩赦というやつだな。それにしても、恩赦の理由もわからなければ、なぜこの場所で釈放されことになったのかも、皆目見当が付かない。

 担当官に、次はSellus Graviusに会うようにと言われ、それに従う。それにしても、どうもしっくり来ない。なぜか、嫌な予感がするのだ。私を連行する守衛はいないようなので、向かう途中、管理事務所の中で武器になりそうなナイフをみつけ、もしもの時のために懐に忍ばせた。

 Dagger

 Sellus Graviusのところへ向かう途中、中庭のすみからかすかな魔力を感じ取った。邪悪さや攻撃性は感じない。どうやら、無造作においてある樽の中から、発せられているようだ。樽の中を調べてみると、中には魔力を込めた小さなRingが隠されていた。なんでまた、こんなところへ。

 Ring

 これから何かの役に立つかもしれないので、これもいただいておく事にしよう。


■任務

 Gravius

 Sellus Graviusも恩赦の理由は知らないらしい。しかし、自由の身となる条件として、ある任務を申し渡された。

 嫌な予感的中。

 ここからBalmoraという街にいる、Caius Cosadesという人物を探し出し、託された書類を届けてこいだそうだ。しかも、渡した後は、彼の指示に従わなければならないらしい。Sellus Gravius曰く、『皇帝自身に仕えるようにCaiusの仕えろ』、だそうだ。なにやら面倒くさいことになってきたな。これも皇帝直々のご命令らしい。やれやれ、皇帝陛下とやらは、一体私をどうしたいのやら。先が思いやられる。




あとがき

 さてと、Morrowindをはじめたわけだが、定番のプレイ記でも書いてみようと思いたってみた。『どうせ三日坊主だろ』、と心の片隅で思わないでもないが。

 もう発売されて長いことたったゲームだし、おもしろい日記なんかも探せばたくさんあると思うので、ネタバレとか深く考えずに書いていこう。プレイヤーの選択により、様々な側面をのぞかせる秀逸なゲーム・デザインで、非常にバラエティに富んだ冒険生活を送れるゲームなのだが、スタンド・アロンなRPGである以上、すでにあるであろうプレイ日記と似たり寄ったりな内容になってしまうのは間違いない。そこで、あえて差別化を図ったり、・・・するつもりももちろんない!RPGの楽しみの肝は、どんだけその世界に没入して、妄想(?)を楽しめるかであると思っているので、こういうプレイ日記を書くことは、相変わらず自己満足のためなのである。えへ。

 導入は誰がプレイしても同じなので、どうでもいい部分だと言われたりして!きっと、誰が書いても同じだと思う。重要なのはこれからなんだよね。果たして、Morrowind日記は続くのか!?